福岡のローフード・ロースイーツ・ヨガ教室RRRoom(ルーム)の中原利佳です。
今日は⻑男の卒業式でした。
特別支援学校高等部を卒業しました。
鹿児島の就学前の療育時代、支援学校から、今の福岡へ。
小学部4年生から、9年間お世話になった 学舎を巣立ちました。
自閉症と診断されたのが、2歳になる前。
歩き出すのも遅く、首もなかなか座らず、おしゃべりもせず、寝そべっておもちゃを一直線に並べてひたすらタイヤ眺めているかと思ったら、一旦癇癪を起こしたら火がついたように癇癪が止まらなかった1 歳半の頃。
何かがおかしい...
ネットで検索しまくり、うちの子と同じ 行動だ....といきついたのが自閉症。
はじめて耳にする病名は信じがたく、診察できる病院を探して、熊本まで出向き、問診、検査の結果、そこで自閉症ですと診断されました。
そのときは一瞬ホッとしました。
私の子育てが間違っているのかと、毎日悩み続けていたことが障害のため、と言われて、救われました。
そこからは、地獄のような子育て...
パニックの連続、家中のものが壊れて、起きている時は止まらず行方不明になり、捜索。
毎晩泣き続けて、とにかく必死でした。死を考えたこともありました。
そんな毎日を救ってくれたのが、鹿児島の就学前の療育施設のひこばえ学園でした。
療育時代があり、そこが息子と私の原点になりました。
それからの息子との18年間は、語り尽くせないので、またいつかまとめたこれまでの記録をお伝えしたいと思っています。
学生最後の1年間はコロナ禍で非日常の高校3年生を過ごしましたが、無事今日の日を迎えられ、昔をかんがえたら夢のようです。
入学した時から今日までで、60センチ身⻑が伸びていました!
身体の成⻑とともにできるようになったこと、新たに大変になったこと、いろいろありますが、4月からは社会人に。
息子が社会人になる日がくるなんて、想像もつきませんでした。
心配は尽きません。
進路も最後までハラハラしながらも、好きな音楽をすることがお仕事に決まり、息子も4月をとても楽しみにしています。
明日からまた、あらたに4月に向けて息子とともに頑張っていこうと思います。